#28.北アルプス笠ヶ岳紀


自己満足の極み。営業の小原でございます。今回は一泊二日で笠ヶ岳2897mに登ってきました。
槍、穂高の向かいに位置し、その昔、播隆上人が槍ヶ岳開山を決意した歴史のある山です。
残念ながら一日目は曇りのち超雷雨、二日目雨と生憎のお天気でしたがそれはそれで楽しかったです。


 新穂高温泉から林道を歩くこと一時間、笠新道の登山口。
 ここで水を補給するはずが・・・ ない!
 季節はずれで水の引き込みが止められてました。(泣)
 15分ほど湧き水のあるところまで戻り往復30分近くのロス。






 この先小屋までコースタイムで8時間10分、標高差1800mの
 上り。















 子供は這松の中に逃げ込んでしまいましたが、親は私たちの
 前に出てきて子供と逆方向に振り返りながら逃げていきます。
 我身を犠牲にして子供達を守ろうとする親鳥の姿に少し感動。




 7月だというのに雪がべったり。北アルプスは今年はどこも
 残雪が多いです。















 目指す笠ヶ岳方面が見えてきました。





 

 後は一時間半ほどの雲上のお散歩です。





 

 登山口から休憩を含めて7時間20分で笠が岳山荘に到着。
 ここは晴れ間も出ていますが、周辺の視界はほとんどあり
 ません。



 



 季節はずれで大きな小屋にお客は私たち二人だけ。
 誰もいない日本の屋根で過ごすひと時は、前夜からほぼ不眠
 でここまでやってきた疲れなど吹っ飛ぶくらい気持ちよく、
 落ち着く至福のひと時です。この爽快な気持ちは他の何物でも
 得られないものです。(もちろんオートバイを除いてですよ!)
 後ろが山頂です。











 夕刻、周囲を覆っていた雲もなくなり、この世のものとも思え
 ないような夕焼けが・・・。
 しかしこんな夕焼けを以前に何度か見たことがあります。
 と思ったら、その後激しい雷が襲いかかってきました。
 上からくる雷と、雷雲の中にいるのではその迫力と恐怖感が
 違います。 小屋は揺れ、360度周囲が真っ白になります。
 あー怖かった!























 翌朝朝食が終わる頃には雨は降っていますが雷も遠くなり、
 ガスも出てきたのでもう安心。 下山できるか不安でしたが、
 大丈夫でしょう。 向かいの槍、穂高もうっすら見えます。
 さあ、山頂にむけて出発です。















 2897m笠ヶ岳山頂です。







 このあと無事下山。新穂高温泉で汗を流し帰宅しました。






 
 今回は天候は良かったとは言いがたいですが、何事もなく予定通り下山できました。
 実は夜中、朝の天気次第では、危険をおして出発するか、留まるか、はたして翌日出社できるのかとても
 不安でした。 やっぱり運が良かったみたいです。



                                                              ライター:小原